岬町淡輪にある大阪府立青少年海洋センターにて、GWのキャンプを2泊3日で行いました。野営ではなく宿泊施設での舎営なので、生活面では快適ですね。
今回は、密集するのを避けるため、班ごとに別々の時間に集合してから、電車に乗って移動しました。あいにくの雨ですが、枚方市駅から各班でスカウトだけで電車に乗るため、ちょっとした冒険のようでワクワクしますね。
京橋でJRに乗り換えて新今宮まで行き、そこから南海電車で淡輪まで行きます。先々週の活動において、乗るべき電車の時刻や行先、発車する乗り場、乗換駅の構内図を確認するなどして準備をしました。乗る予定の電車に間に合わなくて、次の電車に乗ることになったり、特急に乗るべきところを準急に乗ったために到着時刻が遅くなったりといったことはありましたが、みんな無事に海洋センターに到着しました。
1日目は特に海のプログラムはないため、ひたすら手旗の訓練をしました。海洋センターと言えば手旗、手旗と言えば海洋センターです!赤旗を右手に、白旗を左手に持って、腕の上げ下げ等の形で1~14の数字とカタカナ50音を打つことができ、遠くにいる人にメッセージ等を送信することができます。さぁ、頑張って練習してくださいよ。
さて2日目、いよいよ海のプログラムです。午前中はOP(オプティミストディンギー)と呼ばれる2人乗りヨットに乗りました。施設の方からヨットの組み立て方や操舵方法などの説明があった後、自分が乗るヨットを組み立てて、海へ運んでから、それぞれ乗り込みます。みなさんご存じのとおり、ヨットは風を受けて進むため、風が吹いていないと波に揺られるだけですが、今回はとてもいい感じの風が吹いており、ヨットがよく進みました。
午後からは、カヌーに乗りました。全員が1人乗りのカヌーなので、個人の得手不得手が出てくるかと思いましたが、みんな上手く漕げていました。
あれっ?開始5分くらいで転覆している人がいますね。どうもスカウトではないみたいですね。なんと!なんと!隊長でしたー。
午前中は結構風が吹いていましたが、午後は風も波も穏やかだったので、ヨットもカヌーもちょうどよい天候でした。日頃の行いですかね。
カヌーの終了後は、またまた手旗訓練です。リーダーが遠くの建物の屋上から手旗で5文字程度の単語を送信し、より早く解読できたスカウトに高得点が与えられ、その合計点を競う「T‐1グランプリ」が開催されました。ここでの上位6名が夜の決勝の舞台に進みます。
そして、夜に開催されたT‐1の決勝戦では、最大で10文字の文章が送信され、6名が死闘を繰り広げた結果、中2スカウト1名がチャンピオンの座に輝き、チーフリングが贈呈されました。おめでとうございます!
3日目の午前は、カッターボート体験です。大人数がオールで漕ぐ大きなボートで、湾の外にも出ていきます。オールはとても長くて重さもあり、2人1組で漕ぐ必要がありますし、まっすぐ進むためには右舷と左舷のバランスも必要となることから、全員のチームワークが試されます。
はじめは、あまりうまくオールを漕げていませんでしたが、だんだん慣れてきて、最後に桟橋に帰ってくる頃には、とてもスムーズにボートが進んでいました。
昼食後、自分たちが泊まった部屋の片づけをして、施設の方の点検を受け、施設を退所します。帰りも行きと同様、スカウトだけで電車移動です。乗る予定であった電車に乗り遅れるなどはありましたが、みんな無事に枚方市駅に到着して、解散することできました。
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