緊急事態宣言の解除に伴い、事前に団の承認を得て、感染対策を講じたうえで、久しぶりに対面で隊集会を行いました。
オンラインでの集会が続いていたので、みんなで顔を合わせるのはやっぱりいいですね。セレモニーをやるだけでも、なんか新鮮です。
4月に上進した小6スカウトは、初級章の取得に向けて、国旗の掲揚と降納のやり方について学びました。普段のボーイ隊でのセレモニーでは班長と次長が、団全体で集まるセレモニーではベンチャースカウトやローバースカウトが、前に出て国旗の掲揚と降納を行っていますが、いずれは自分たちもやることになりますので、今回その手順などを覚えました。
まず、リーダーが見本を見せて、スカウトが2人1組になって練習をしました。練習して、「手順を全部覚えて、掲揚も降納も完璧だぜ!」と思った組から、リーダーのところへテストを受けに行きます。どの組も、結構早くに「テストお願いします!」と来ましたが、まぁ、そんなに甘くないんですよね。いざテスト本番になると、やらないといけない動作を忘れたり、やってはいけないことをやってしまったり・・・。しっかり練習してから来ないと、何回来ても合格しませんよ~。
ということで、時間はかかりましたが、何回も練習して、最終的にはみんな無事合格しました。といっても、結構「おまけ」してるんですよ。ですので、これで合格したら終わりではなく、普段のセレモニーで班長や次長がやっているのを見ながら、しっかりと復習をしてください。今後、たまたま班長も次長も活動を欠席する場合もあり、先輩スカウトと一緒に国旗掲揚と降納をすることになるかもしれません。いずれ自分がやるときに向けて、準備をしておいてくださいね。
さて、中1以上のスカウトは、コンパスを使って読図の訓練をしました。16方位やコンパスを使った進路発見など、みんな昨年度にやっているはずなのですが、しばらくやっていなかったので、忘れてしまっていますね。
技能全般にいえることですが、一度できて、進級手帳の課目のサインが埋まっても、その後何もしなければすぐに忘れてできなくなってしまいます。せっかく一度覚えた技能なので、復習したり、実際にやってみたりして、いつどこでもその技能を発揮できるようにしておくことが大切ですよ。
あっ、これはボーイスカウトの技能に限った話ではありませんね。
何はともあれ、対面で活動ができるのは大変うれしいことです。感染対策を怠らず、楽しんで活動していきましょう。
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