小6スカウトがカブ隊から上進した4月以降、新型コロナウイルス感染拡大により、訓練キャンプが実施できていませんでしたが、大阪連盟から活動自粛の緩和に係る通知があり、宿泊を伴う活動が可能となりました。そこで、十分な感染対策を行ったうえで、キャンプ大阪において1泊2日で訓練キャンプを行いました。
スカウトとリーダーは、その同居家族も含めてキャンプの2週間前から日々の体温や体調などを記録するなど、体調管理を徹底したうえで参加しました。体温等の記録は、キャンプから2週間後まで続けます。
1日目、午後にキャンプ場に現地集合して、活動を始めました。久しぶりのキャンプ場で、なんとも新鮮ですね。
まずは、設営開始です。家型テント1張3名以内、ドームテント1張2名以内を定員とするため、普段より多くのテントを張らなければなりませんが、班長が小6スカウトに教えたりしながら、手際よく進めていました。設営が終わるころには日が暮れてきました。この季節は暗くなるのが早い!
夕食は、個包装のレトルトカレーと米飯を湯煎するので、班ごとに火起こしして、お湯を沸かします。1つの班が湯煎し終わった段階で、もう1つの班は、まだお湯が沸いていない状態だったので、終わった班のお湯を使わせてもらっていました。こういう時は助け合いですね。
夕食後は、班ごとに焚火を囲んでの話し合いです。テーマは、自分の趣味などの好きなことを1人ずつ話すというものでしたが、だんだん別の話に脱線していったようですね。それはそれで大変盛り上がったようで、時間を延長してほしいとの希望があり、延長することとしました。
その後、GB(班長・次長)会議を行い、本日の活動の振り返りと明日の活動のタイムスケジュールを確認しました。
それにしても、夜のキャンプ場は寒いです!2週間前の活動において、班で防寒対策について話し合っていますが、みんなちゃんと対策できているでしょうか。
2日目、朝も寒いです。朝食は、個包装のパンなどのため、調理も必要ありません。
続いて、リーダーが班サイトの点検を行いました。一晩で、テントの外側も内側も結露が発生するため、朝にはテントの中の荷物をすべて出して、テントの乾燥作業を行う必要があります。「昨日はよく眠れましたか?」「眠れませんでした~。」多くのスカウトが、寒くてなかなか眠れなかったようです。身体は毛布などで防寒していても、足元が寒かったことが原因でした。これもいい経験ですね。次回以降、どのように対策するか、いろいろと考えるきっかけになります。
点検後、朝のセレモニーを経て、撤営作業を行いました。テントを乾燥させる時間を確保するため、段取りを考えて作業を行いました。撤営作業の終了後、セレモニーをして、徒歩でキャンプ場を後にしました。
現状では、活動内容に制限がありますが、この寒い時期に1泊2日で野営の訓練ができたことはとてもよかったです。今後も、状況を見ながら、対策を怠らず、できる範囲で活動していきたいと思います。
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