登山をメインプランとしたGWキャンプを、六甲山にある神戸市立自然の家にて2泊3日で行いました。
キャンプ場までは、JR、ケーブルカー、ロープウェイ及び徒歩により移動しました。
JRを降車してからケーブルカーの駅まで、急勾配の坂を登ったり、ロープウェイを降車後、自然の家まで山道を歩いたりと、登山に向けたウォーミングアップも兼ねた移動でした。
個人のキャンプ装備を入れた大型ザックは車で運んでもらい、小さめのザックのみ。
キャンプ地へ到着後は、テント等を設営し、夕食の調理、後片付けをしました。
夜プログラムは、2日目の登山に備えて、登山装備のチェックです。チェックを始める時間を設定し、その時間までに登山装備を持ってリーダーサイトへ集合するように連絡していたところ、集合時間の5分前に集まるという珍しい光景も。これが続いてくれるとよいのですが。
隊長が登山に必要な装備を1つずつ読み上げ、スカウトがその装備を自分のザックから取り出して、隊長に見せるというかたちでチェックを進めました。
必要な装備がザックにない場合は、班のテントサイトに取りに戻らなければなりませんが、取りに戻らなかったスカウトは1名もいなかったような・・・。
そもそも、雨具や帽子を家に忘れたというスカウトも・・・。
山の天気は変わりやすく、また、防寒着の代わりにもなるので、天気予報で晴れとなっていても、雨具は必ず持ってきましょう。
1日目の最後は、GB(班長、次長)会議をして、本日の活動における反省点や翌日の予定の確認などを行いました。
2日目、朝ご飯を手早くすませて、登山開始です。
自然の家をスタートして、西にある森林植物園をまわって帰ってくるコースです。
登り始めて、最初にシェール槍という難所が。先頭を歩く隊長が進んでいきますが、後ろから付いていくスカウトは「えっ、これ本当に進むんですか?」、「隊長が偵察に行っただけじゃないんですか?」という反応。
このスカウトの反応だけで、どんなコースだったか想像いただけると思います。
それでも、全員が無事、一番上まで登りました。
さて、ここからは、六甲定番のハイクコースへ。
昨年の台風被害で、コースの一部が水没し、分かりにくくなっているところもあったのですが、そんな場所には、後続スカウトのために追跡記号を実践。スカウト技能が役立ちます。
途中、「トゥエンティクロス」という、川の飛び石を渡りながら歩く道や、急登もありましたが、ようやく森林植物園に到着し、昼食。心地よい風が吹く広場での美味しいお弁当。
「あぁ~このまま動きたくないなぁ…」と思う気持ちに踏ん切りをつけ、ハイク再開。
後半、暑さと、じりじりと長い登りでかなり疲労・・・一番バテていたのはリーダーですが…(^^;)
そして無事、自然の家に戻ってきました。
夕食はビーフシチューです。とても美味しく、登山の疲れが吹っ飛びましたね。
3日目は、朝から朝食を作りつつ、同時進行で撤営を行いました。
後片付け、ゴミ拾いをして、来たときと同じルートで、徒歩、ロープウェイ、ケーブルカー及びJRで大阪まで帰りました。
登山をするキャンプは、とてもいい経験になったのではないでしょうか。
今後も登山が控えていますので、登山に持っていくべき装備や服装など、しっかりと学んでほしいと思います。
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