2018年7月14日~15日 訓練キャンプ(ボーイ隊)

 

ボーイ隊の訓練キャンプを、キャンプ大阪にて1泊2日で行いました。

 

今回は、第17回日本スカウトジャンボリーのプレキャンプが14日~16日で行われるため、隊の訓練キャンプの参加者は、中学生スカウト2名と、あとは小6スカウトが大半です。

天気がよく、気温も湿度も非常に高いこの季節。朝に村野倉庫に集合して班装備の整理、積み込みをするだけでも大変です。キャンプ場へは徒歩で向かいますが、熱中症対策は必須です。念のため、途中からは、ベンチャースカウトである上級班長とリーダー1名も随行しました。

 

無事にキャンプ場まで到着し、昼食後、セレモニーを経て、設営開始です。班員の大半が小6スカウトなので、どのように指示して班員を効率的に動かしていくか、中学生スカウト2名はよく考えなければなりません。ある程度ボーイ隊での経験があるスカウトに対して指示を出す場合と、そうでないスカウトへ指示を出す場合では、指示の仕方や内容も変わってきます。

 

設営後、上級班長の指導のもとでロープの訓練をおこなった後、今回のキャンプのメインである野外料理をしました。先週、レシピ等を作成して決めたメニューは、ダッチオーブンを使ったアジアン鶏飯です。ここでも、中学生スカウト2名が、小6スカウトを指示して動かすのに悪戦苦闘です。

 

夕食の準備中に、6月に入隊した小6スカウト1名の初級章面接と、中3スカウト1名の菊章団内面接が行われました。

ボーイスカウトにおいて、初級スカウト、2級スカウト、1級スカウトへと進級するためには、各進級課目を修了した後、団内での面接を受ける必要があります。さらに、菊章は団内での面接の後、地区の面接を受ける必要があります。

まず、自分の正式な所属と氏名を述べてから、面接開始です。面接では、自分をPRするスピーチもしなくてはなりません。初級章面接では、1分間程度、菊章面接では5分間程度が目安となります。

進級面接は、普段、公民館の集会室で行われるのですが、今回はキャンプ場のタープテントの下で行われたので、なかなか新鮮でした。

今回、初級章面接を受けたスカウトは、次の2級を目指して頑張ってほしいと思います。

菊章団内面接を受けたスカウトは、次に地区面接が控えていますので、団内面接で指摘されたことなどを修正して、しっかりと準備してほしいと思います。

 

夕食後は、班会議にて、今日一日の活動において反省すべき点とそれをどのように改善するかなどを話し合いました。

その後、班長会議にて、各班の班長又は班長代理が班会議で話し合ったことを発表をした後、上級班長から講評や指摘、明日のプログラムの説明がありました。

 

キャンプ2日目、朝食も先週レシピを作成した魚料理です。しかし、いろいろ手間取ってしまい、決めていたメニューから大幅に変更することになりました。う~ん、残念。

セレモニー後は、計測訓練です。まずは、歩測から。一人ひとりが10メートルの距離を歩いて、その歩数を数えて、自分の1歩が何センチかを調べます。それによって、メジャー等がなくてもある程度長い距離を計測できるようになります。

続いて、キャンプ場のグラウンドで、到達できない2点間の距離の計測訓練をしました。これは、川幅など、歩いて計測することができない距離を計測するための方法です。複数人で協力しなければできないため、班員皆が指示に従って自分の役割をこなしました。1つの班は、実際の距離との誤差が10%以内に収まっていました。優秀ですね。

 

昼食は、簡単オープンサンドで、撤営を並行して行います。昼食と撤営後、セレモニーをしてキャンプ場を後にしました。

猛暑の中、キャンプ場から歩くのはとても大変でしたが、少しずつ体力もついていきますので、しっかりと熱中症対策を行いながら、頑張りましょう。