11月12日は、秋晴れの中兵庫県の旧福知山線廃線敷までハイキングへと出掛けてきました。
普段よりも少し早く集まって、枚方から1時間30分かけて兵庫県まで。途中には京阪とJRの乗り換えで沢山の人の中を通らなければなりません。スカウトはみんなリーダーと手をつなぎ、はぐれないようにしました。
そうやって辿り着いた生瀬の駅から一路廃線敷へ。
この日は天候もよく、沢山の人がハイキングに訪れていました。
中には20人以上の団体もちらほら。
ゴールまでまっすぐ一本道とはいえ、この人混みに紛れてしまっては迷子が出てしまいます。
先頭を歩いている隊長は何度も立ち止まり、みんながちゃんと着いてきてくれているか確認することにしました。
この廃線敷の大きな特徴として、実際に電車が走っていた場所を歩ける事があげられます。福知山線といえば山間を走る電車です。なので、ここにも全部で6本のトンネルがあります。
鉄道のトンネルなので勿論灯りはありません。みんな懐中電灯を手に持って歩いていきます。
6本のトンネルの中には400mを超える長さのものもあります。コウモリだって住んでいます。地下水が流れていたり、上から雫が落ちてきたり。
みんな大冒険になりました。
そうやって一生懸命歩いて辿り着いた昼食予定の広場。
ここも人がたくさんいましたが、うまい具合に一角が空いていたのでそこでみんな敷物を広げてお昼としました。
このあたりは桜ともみじが植わっており、地面は枯れ葉の絨毯、空はキレイな紅葉色です。
が、そんなことよりスカウトはご飯に夢中。リーダーの方が辺りを見たり春の頃のここの景色を想像したりしていました。
食事を終えたらゴールである武田尾駅までもうひと踏ん張り。
食事をした広場までで4本のトンネルを通っており、あと残り2つ。それほど長くはないトンネルでしたが、みんなお弁当をしまった時に懐中電灯もしまっており、慌てて取り出しているのでした。
ようやく辿り着いた武田尾の駅は半分トンネル、半分橋の上、という変わった構造になっています。
頑張ってここまで歩いてきたスカウトはそんな事は気にもとめず、ゆっくり休憩をするのでした。
この日は本当にお天気もよく、ちょっと肌寒いくらいでしたがみんな最後まで一生懸命歩いていました。
途中で遊ぶところがあるわけでもないのに頑張ってあるいたみんなは、とても素晴らしいと思います。
みんな、お疲れ様でした。
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