2017年8月12~15日 きたおおさか地区キャンポリー(ボーイ隊)

8月12~15日、岡山県・国立吉備青少年自然の家にて、きたおおさか地区キャンポリーが行われました。

 

ボーイ隊員73名での3泊4日のキャンプ生活のため、8団だけでの普段のキャンプとは違い、タイトなスケジュールと、初めて顔を合わせる他団スカウトとの混成班での生活を経験しました。

 

現地に到着後、サイトの準備を終えた後は、混成班の親睦を深めるため…ということで、きびだんご作り。

その後夕食の自炊をして、晩は星空観察。

大阪の空と違い、たくさんの星が見えましたね。流れ星を見た!と興奮して報告してくれたスカウトも。

 

2日目は、ハイキング。

分刻みのスケジュールで慌ただしく朝の準備・朝礼などを済ませ、8時過ぎには出発。

40分ほどバスで走り、到着した砂川公園からハイクの開始です。

鬼ノ城まで3kmほど登り、昼食を摂ったあと、城壁跡沿いの遊歩道(…といってもアップダウンのある山道)4kmをグルッと一周。そして下山。

とても暑く、具合が悪くなるスカウトも出たものの、天気が良かった分、鬼ノ城からの眺めはとても素晴らしいものでした。

 

夜はボーイ隊だけでの小営火。2日目の夜が終わります。

 

3日目午前中は、アドベンチャーカッター(20人乗りのボート)。

2人で1本の櫂を持ち、ひたすら皆で掛け声を合わせ懸命に漕いで進みます。

漕ぐ力の左右バランスがうまく取れず、思った方向へ進むのが難しい!

櫂を漕ぐのも持久力が必要で・・・楽しむ・・・というよりも、殆どトレーニングの様相を呈していました…(^-^;

さらに艇長役に放り込まれたリーダーは、安全確保と、舵を取らなければいけないプレッシャーに、かなりの悲壮感。。。

約1時間ほどのアドベンチャーでしたが、スカウト・リーダー共に、よい体験でした。

 

そして午後は、マウンテンバイク。敷地内コースをぐるりと回ります。

舗装路あり、砂利道あり、草っ原あり…と、なかなか普段走ることのない風景の中を、皆元気に疾走。

それと並行しての野外工作物作りでは、竹やロープを用いて、食器置きなどを作成しました。

 

その夜は、ビーバー・カブ・ボーイ・ベンチャーと勢揃いでの大営火。

…のはずが、あいにくの雨で、プレイホールでの大集会となりました。

マレーシア団による出し物では、民族舞踊が披露され、その後かなり懐かしい日本の楽曲でのダンス…それに引き込まれ、数名のボーイ隊員が前に出て、マレーシア団顔負けに踊りだします♪

…と、よく見ると、8団カブ女性リーダーもノリノリでジンギスカンを踊りまくっているではありませんか!(^◇^;)

大盛り上がりの大集会でした!

 

最終日は特にプログラムはなく、朝・昼の自炊と徹営。

昨晩から降り出した雨がまだ降り続いていましたが、せめてバスに乗り込む時にはやんでほしいナ…という願いは叶い、閉会式の時には雨も上がり、日差しも見えてきました。

4日間お世話になった自然の家を後にし、大阪へと向かいます。

 

暑さと湿気、内容の濃いプログラムと、基本自炊というスケジュール。夕食の片付けに23時頃までかかったり…と、特に小6スカウトには体力的にもハードだったのではと思います。

そして、カラーの違う他団との交流、協力し合わなければ事が進まない状況、etc…。

楽しかったこと・しんどかったこと、全てひっくるめて、刺激となり、経験となり、糧になったキャンプでもあったと感じます。

原隊でのキャンプ、そして1年後の日本ジャンボリーに、この経験はきっと生かされるのでは??

 

ひとつ残念だったのは、スカウト15名中、参加者が5名だったこと。

ボーイスカウトを続けているならば…、そこから何かを得てほしいと願うならば、このような機会こそ逃さず、子供さんを押し出してほしいな…と感じています。

多感な小6~中3という年代で経験するからこそ、それが大きな成長のきっかけになる…と、リーダーとして親としての経験上、感じています。

まだまだキャンプシーズンは続きます。もちろん日々の活動も、その基礎として大切です。積極的な活動への参加を、ボーイ隊リーダー一同、願っています!