毎年この時期になるとBVS、CS合同で穂谷で活動しているNPO法人「竹取物語の会」さんが行っている山桜の植樹活動への協力をさせてもらっています。
今年も予定通り、11月15日に穂谷へと出かけてきました。
当日まで天候不順であったこともあり、一時は開催すら危ぶまれましたが曇り空の下、無事植樹を終えることが出来ました。
ただ、終わった途端に集中的に雨が降り始め、みんな慌てて避難することにはなりましたが。
植樹が終わって避難して、雨具を着たスカウトはしばしの自由時間。広場を駆け回る子、屋根の下でじっとしている子に探検を始める子。
そんな光景を見ながら、リーダー達はお昼ご飯をどうしようかと思っていたのですが、お昼前には雨も上がり、太陽が顔を出してくれました。
お昼ご飯が終わったらそのまま広場で遊びだすスカウト達。
元気いっぱいです。
午後からは竹の伐採。
「竹取物語の会」の皆さんの説明を良く聞いてから始めます。
ノコギリを持つのも初めての子から何度も使っている子まで様々です。
普段はふざけてしまう子もこういう時は真剣に聞いています。
何人かのグループに分かれての伐採作業。
竹が倒れる方向に注意しながら代わる代わるノコギリを使って行きます。
竹の伐採をしたあとは、伐採したばかりの竹で工作。
こっちから「○○を作るよ」とは言わず、スカウトの自由な発想で作ってみたのですが、みんな揃って自分の切った竹を持ち帰りたがるので持って帰れる大きさに一生懸命切るのにほとんどの時間を使ってしまいました。
木を植えるのも竹を切るのも、里山を管理する上でとても大事なことです。
古来より人は必要な分だけ木を切り、切った後はまた新しい木を植えてきました。
竹も増えすぎると良くないのである程度で伐採して色々なものに利用していました。
そうやって、山林と上手く付き合ってきたのです。
そういった事はビーバー年代には少し難しいかもしれません。
しかし、植樹や竹の伐採といった体験をした事で少しでも自然というものを身近に感じてくれればいいと思います。
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